思い出の家、生かすには~前向きな空き家の活かし方と残し方を考えます~【その1】

思い出の家活用法

空き家所有者の葛藤

放置された空き家だとしても、誰かが住んでいた

「家」である以上、そこには思い出があります。

ですが管理しきれなくなった場合

所有者にとって空き家の存在は

経済的精神的負担がかかる頭の痛い問題です。

人が住まなくなった建物は想像以上に傷みが早く

住まない期間が長くなればなるほど

修繕費用はかさんで所有者の負担は高まります。

前向きな空き家の活かし方として、

賃貸物件として活用していく方法と

売却する方法があります。


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賃貸物件として活用

賃貸物件として活用する場合は修繕

すべきところをきちんと修繕することが前提と

なりますが、そのうえで個人向けの賃貸住宅や

社宅として企業に借り上げてもらう等のほか

ゲストハウスやシェアハウス等を経営する

という活用方法もあります。

思い出の家が完全には消えないので

所有者の心の負担も軽いでしょう。

更地にして活用

しかし、あまりにも空き家の老朽化がひどく

修繕費に莫大な費用がかかるような場合は

建物を解体して更地にし

土地活用を考えてもいいと思います。

その土地柄によっては

解体してきれいな更地にすることで

資産価値がぐっと上がることもあります。

この方法は完全に家が無くなりますが

その時点で管理等の手間や

金銭の発生が無くなりますので

所有者の負担は軽くなります。

家の一部を取っておく事も

また、家の一部をお願いすれば

取っておいてもらえる業者もあります。

その場合、見積り時点で相談が

必要かもしれません。

その旨を業者に伝え

対応してもらえる解体業者を選びましょう。

まとめ

どちらにせよ、所有者の方の想いや生活環境

先々のライフプランなどと併せて

じっくり考えることが大切です。

後悔のない選択をしましょう。

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