宅地建物取引士なるまでの流れや、仕事内容など分かりやすく解説!【その1】

宅地建物取引士

宅建士の資格登録とは?

宅建士試験の合格者は、試験を受けた

都道府県知事に対し

資格登録をすることができます。

なお、資格登録は任意です。登録をしなくても

試験合格の効果が失われることはありません。

資格登録を行なうことで、宅地建物取引士証

(宅建士証)の交付を受けることができます。

登録を行なわずに宅建士証を

手に入れることはできません。

試験に合格した時点では「宅建士試験合格者」

資格登録をすると「宅建士資格者」、宅建士証の

交付を受けると「宅建士」になるという流れです。


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資格登録要件

資格登録をするためには、次の3つの要件を

満たさなければなりません。

1.宅建士資格試験に合格
2.実務経験2年以上
3.登録の欠格要件に該当しない

登録の欠格要件については

試験科目(宅建業法)に入っています。

しっかり学んでください。

登録実務講習の中身

何をもって実務経験とするかについては

細かな規定があります。

実務経験が2年未満の場合、登録実務講習を

修了すれば、資格登録できます。

この講習について詳しく解説しましょう。

講習の申込をすると、はじめに

「通信講座」の教材が送られてきます。

演習問題などがありますので

しっかりやりましょう。

通信講座終了後、2日間のスクーリングがあります。

演習会場にて、物件調査の手法を学び

重要事項説明書や契約書を

実際に作成しながら学びます。

2日目には修了試験があります。

80%以上の正解で合格となります。

なお、修了試験の合格率は99%です

よほどのことがない限り不合格にはなりません。

登録実務講習の修了証は、通信講座を受講し

2日間の演習(スクーリング)を受講し

修了試験に合格することで交付されます。

なお、登録実務講習の費用ですが

実施機関により異なります。

2万円前後のところが多いようです。

 

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