キャピタルゲインのデメリット
キャピタルゲインには短期間で大きな利益を
得られるというメリットがある一方で
いくつかのデメリットも存在します。
- 売却時まで金額が確定しない
- 損失額が大きくなる
- 安定的な利益確保が難しい
- 投資知識と判断が求められる
①売却時まで金額が確定しない
キャピタルゲインは投資した
資産を売却して得られます。
よって売却時までキャピタルゲインは確定しません。
もしも売却前に含み益があっても
売却時に投資資産の価格が急落していれば
キャピタルロスになる可能性があるのです。
また銘柄すべての売却を予定していたものの
売却中に市場価値が変動して
損失が出るケースも考えられます。
さらに不動産の場合、将来的に価値が上がる
可能性を見込んで数年間保有していても
維持管理費や固定資産税によって
赤字になる可能性が高いです。
②損失額が大きくなる
キャピタルゲインは利益が大きくなる可能性を持つと
同時に、保有期間中の価格下落によって
損失額が大きくなる可能性もあります。
特に株式投資では投資先企業の業績だけでなく
自然災害や経済変動の影響を受けます。
事実、リーマンショックの後には株価が一気に下がり
資産価値が大きく目減りしました。
損失を最小限に抑えるためには
価値が下がった状態で資産を売却し
それ以上損失を増やさない
「損切り」の対応が重要です。
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