思い出の家、生かすには~前向きな空き家の活かし方と残し方を考えます~【その2】

思い出の家活用法

賃貸として活かす

修繕し、維持していくとなると

それなりの金額がかかりますが

継続した収入の助けになる可能性もあります。

もし老朽化がそれほど進んでいない物件であれば

賃貸で活かすというのは選択肢の一つです。

賃貸といっても様々な形態がありますので、

見ていきましょう。


5.0


 

個人向けの賃貸住宅

いわゆる「借家」です。

不動産業界では

今まであまり人気がありませんでしたが

人気だったアパートやマンションは

現在飽和状態になりつつあり

さらに

テレワークの普及で仕事部屋を確保したい

ペットの飼育ができる

将来への不安から賃貸にしたい

などの理由で

ファミリー層に戸建て賃貸のニーズが

高まってきています。

お子さんがいる家庭なら

学校との兼ね合いもあり

長期の利用が期待できます。

社宅として企業に借り上げてもらう

社宅というとマンションやアパートを

イメージしますが

少子高齢化やITが進んだ結果

大きな需要は少なくなっています。

現在は地方自治体で

空き家を地元法人の社宅として取得する場合

取得した法人が

補助を受けられる制度があるなど

地域活性に繋がる社宅の需要が

高まっています。

戸建て住宅の社宅化は多くの前例があり

ゲストハウスやシェアハウスの運営

明確な定義はありませんが

一般的に

複数人に短期で貸し出す賃貸住宅をゲストハウス

複数人に長期で貸し出す賃貸住宅をシェアハウス

と呼んでいます。

借りる側の賃料が割安であったりと

人気がある賃貸業態であり

特徴を持たせることで継続的に

入居を期待することができます。

まとめ

維持費や維持コストはかかりますが

サブリース会社に入ってもらうなど

煩雑な手続きをアウトソーシングするなどで

所有者の負担を減らすことができます。

何より思い出の大切な家を

残すことが出来るのは

大きなメリットと言えますね。

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